盛岡市とは: 盛岡市は、岩手県内の食文化を映す落ち着いた城下町の風情を残し、職人技を生かした料理店や麺処、地元食材を扱う酒場やカフェが点在する。季節の山海の恵みを取り入れた一皿や、丁寧な出汁の仕事が印象的だ。わんこそば、盛岡冷麺、じゃじゃ麺は、地域を語る三つの麺として取り上げられることが多く、まち歩きとともに食べ比べを楽しむ流れがある。歴史と新しい感性が交差する穏やかな食のリズムが、この街の外食を特徴づけている。岩手の酒や和菓子に出会える店もあり、郷土の器や漆のしつらえが料理の雰囲気を引き立てる。駅周辺から川沿いまで、気軽な食堂から現代的なダイニングまでスタイルは幅広い。旅の合間に一杯の麺と地の味を重ねるひと時が心地よい。
ネパール料理とは: ネパール料理は、滋味と香り豊かなスパイス使いが魅力だ。主役はダルバートで、米と豆のスープに季節の野菜カレーや青菜炒め、酸味の効いたアチャールが並び、混ぜて味の変化を楽しむ。モモは蒸しや焼きで供され、トマト系のソースが相性よい。温かなヌードルのトゥクパ、炭火の香りが立つセクワ、そばやキビを使った主食にも出会える。クミンやコリアンダー、メティ、ターメリック、ティムールが層をつくり、辛さより芳香を感じさせる。大皿やターリで少量多品の構成が多く、混ぜ合わせて食べ進める楽しさがある。

