北海道とは: 北海道は、豊かな海と大地に恵まれた食の舞台だ。四季がくっきりと分かれ、蟹や雲丹、帆立などの海産物、ジャガイモや小麦、乳製品を活かす料理が多彩にそろう。味噌をはじめ各地のラーメン、羊肉を香ばしく焼くジンギスカン、スープカレーなどの名物も親しまれている。開拓期の歴史や多様な文化の影響が食のスタイルに息づき、素材本位の一皿から居酒屋の気軽な肴まで、旅の目的になる一軒に出会える地域といわれる。漁港の朝市や牧場直送のチーズ、季節の野菜を生かす店も各地に見られ、土地の風土が皿の上で感じられるといわれる。海鮮丼や乳を使ったスイーツなど、素材を素直に楽しむ一品が旅の思い出を彩るだろう。
油そばとは: 油そばは、スープを用いず、熱い麺を香味油とタレに絡めて味わうカテゴリである。醤油を基調としたタレに、ねぎ油やごま油、にんにく、香辛料が合わさることが多い。茹でたての麺を器底のタレへ落とし、全体をよく混ぜるのが基本で、酢や辣油を加えて好みのバランスに整える。具材はチャーシュー、メンマ、ねぎ、のり、卵黄や温泉卵などが一般的だ。麺のコシと香り立つ油の旨味が主役となり、軽やかな醤油系から背脂や魚粉でコクを出す一杯まで幅がある。手早く混ぜて食べ進める体験も魅力で、個々のアレンジが楽しめる。


